読売新聞の資料写真
尖閣諸島の魚釣島沖で、中国海警局の船(中央)と海上保安庁の巡視船が側面を挟む。
海上保安庁の巡視船は月曜日、沖縄県石垣市の尖閣諸島付近で日本の接続水域(領海から約22キロメートル離れた場所)内を航行する中国海警局4隻を監視した。 この目撃情報は、中国海警局の船舶が日本の接続水域に侵入したのは昨年12月22日以来158日連続で、記録上最長となった。
第11管区海上保安本部(那覇市)の発表によると、4隻は魚釣島と南小島沖を航行しており、日本の巡視船が領海に侵入しないよう警戒している。 昨年、船舶が日本の接続水域に断続的に侵入した日数は過去最多の352日で、年間で34回が領海侵入した。
林芳正官房長官は月曜日の記者会見で「一連の接続水域内での動きや領海侵入を極めて深刻に受け止めている」と述べた。 同氏は、日本は常に中国側よりも多くの巡視船をこの海域に配備し、繰り返し警告を発してきたと述べた。 「我が国の領海の警備体制を徹底しつつ、様々なレベルの外交ルートを通じて我が国の考えや我が国の立場を中国側に伝えている」と述べた。
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