東京（ロイター） – トヨタ自動車は火曜日、より厳格な排出ガス基準をターゲットにし、単なるEV以外の販売戦略を強化するため、ハイブリッド車やバイオ燃料で走行する車などさまざまな車に使用できる次世代エンジンを披露した。
同業のスバルとマツダモーターによるメディアイベントで、販売台数世界最大の自動車メーカーは、現行エンジンと比べて体積と高さを大幅に削減した開発中の1.5リットルと2.0リットルのエンジンを展示した。
「これらのエンジンにより、3社はそれぞれ、モーター、バッテリー、その他の電気駆動ユニットとの統合の最適化を目指す」と共同声明で述べた。 トヨタはスバルの約５分の１、マツダの約５％を保有している。
3人は、自分たちの取り組みが内燃機関を電子燃料やバイオ燃料などの代替燃料源と互換性を持たせることで、内燃機関の脱炭素化に役立つと述べた。
トヨタは、電気自動車でドライバーが冷えたため、米国などの市場でガソリンと電気のハイブリッド車が普及したことで恩恵を受けており、よりコンパクトなエンジンによりボンネットの高さが低くなり、車両設計が刷新されることを期待している。
新しい1.5リッターエンジンは、コンパクトカー「ヤリス」などに搭載されている既存の1.5リッターエンジンと比較して、体積と重量の10％の削減を達成すると発表した。
新しい 2.0 リッター ターボ エンジンは、3 列シートのスポーツ ユーティリティ車などの大型モデルに使用されている既存の 2.4 リッター ターボ エンジンと同様の利益をもたらします。
最高技術責任者の中島弘樹氏は、トヨタがエンジンを搭載したモデルをいつ発売するかについては言及を避けた。
欧州連合などの市場では、自動車メーカーはより厳しい排出基準に直面している。欧州連合では、政策立案者が2030年から乗用車とバンに「ユーロ7」として知られる排出ガス規制を導入し、その後、2035年からCO2を排出する新車の販売を禁止する方向で取り組んでいる。
近年、電気自動車の注目度が高まっていますが、トヨタはさまざまなパワートレインを提供する車両でカーボンニュートラルへの「マルチパスウェイ」アプローチを採用しています。
１─３月の販売台数は約２４０万台で、そのうち５分の２近くがガソリンと電気のハイブリッド車だった。 プラグインハイブリッド車、燃料電池車、オールバッテリー電気自動車を合わせた割合はわずか 2.9% にすぎません。
豊田章男会長は1月、EVの世界自動車市場シェアは最大で30％に達し、残りはハイブリッド車、水素燃料電池車、燃料燃焼車になるだろうと述べた。
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