中国のWL-10無人機、東シナ海で発見。 新型モデルが日本のADIZに初登場

 防衛省は月曜、中国軍の偵察攻撃用無人航空機（UAV）が東シナ海上の日本の防空識別圏に飛行したことを受け、その日の朝、航空自衛隊が戦闘機を緊急発進（スクランブル）したと発表した。

同省によると、UAVは中国製WL-10無人機で、日本の領空には侵入しなかった。 同省はこれまでに4種類の中国製無人機が飛行していることを把握しているが、WL-10が確認されたのは今回が初めてだ。

同省関係者は「中国の軍事作戦が活発化しており、その一環とみられる」と述べた。